For Local Government 自治体の方向け|ドローン相談の窓口




ドローンってどんなもの?

今やテレビやネットニュースで「ドローン」に関する話題を見ない日がないほど、広く一般的に普及してきているドローン。
全国的な普及に伴い、ドローンを運航するための法律や製造に関わる規定が目まぐるしいスピードで整備されています。
ドローンと一括りにしても、その姿かたちや用途はさまざまで、
何かしらの事業に従事し、専門的な飛行を要するドローンを「産業用ドローン」と呼んだりします。



家電量販店で買えるドローンと 何が違う?

ネットや家電量販店で売られているドローンは、主に空撮向けです。
映像制作に活用されることが多いのですが、最近では高画質のカメラ性能を活かして屋根の点検査定、
建物の点検などに利用する方も増えています。
一方、産業用ドローンは物資輸送、農薬散布など特定の業務に特化して製造されており、
ドローンメーカーから直接購入します。一品ものから、汎用性の高いものまでさまざまです。



産業用ドローンが
災害対応で活用されているって本当?

2024年1月に発生した能登半島地震では、建物内の被害調査から
救助物資の輸送に至るまで さまざまな用途でドローンが活用されました。
政府は能登半島地震の経験等から、2024年6月28日に防災基本計画を改定し、
被災状況の把握や救助物資の輸送においてドローンを活用することを明記しました。
地域防災計画等を通じて、災害時にドローンを活用する体制の整備、
行政と民間が保有するドローンの災害時の効率的役割分担が進むことが期待されています。 2024年災害発生当時のEAMSの活動の様子


災害用ドローンの最適な組み合わせを考えよう



「平時」と「災害時」を使い分ける

ドローン導入には購入する方法と地域パートナーとの連携をする方法の2つが考えられます。
日常的にドローンを活用して建物の点検業務を行ったり、地域活性化のための防災訓練に役立てたりするのであれば、
『購入する』という選択肢も考えられます。
しかし、日常的に活用する場が見つからない場合は、地域に目を向けてみてはいかがでしょうか。
地域でドローンを運用している企業が数多くあります。

そのために、いざというときに備えておく必要があります。
日常使いの中にも ちょっとした「工夫」を取り入れましょう。